瓦屋根のリフォーム伝統屋根様式の葺き替え工事神戸市

2015/11/30

◆瓦屋根のリフォーム伝統屋根様式の葺き替え工事神戸市 2015年10月

【工事内容】
・屋根リフォーム和瓦葺き替え工事
・漆喰工事
・板金工事
・屋根断熱材敷設
工期：50日

【大西瓦から一言】
伝統屋根様式の和風建築の瓦屋根の全面リフォーム工事の様子です。葺き替え工事のご依頼で、屋根だけでなく、建物内外装共にこだわり細部までメンテナンス、修繕をおこないきれいな建物を保つお家の今回の屋根リフォームは、既存の和瓦の撤去をおこない、屋根の土台補強後に断熱材を敷設し室内環境を改善。夏、冬共に室内環境の大幅アップで快適に過ごせる屋根断熱工事を施し、大屋根、下屋根、壁際まわりの板金箇所、漆喰箇所など全面施工し、新しい和瓦を葺き替え。大西瓦の腕の見せどころとなる屋根リフォーム工事となりました。工事期間50日とお時間をいただき、施主様、近隣の皆様のご協力の元、無事に工事を終えたことを改めてお礼申し上げます。

【目次】

【工事前の様子】
屋根リフォーム工事前の状態の写真です。

【既存瓦の撤去作業】
既存の瓦の撤去は、職人さんが一枚づつ手作業で捲り、廃材運搬用トラックに積み込み、処分場に運搬します。瓦屋根の場合、瓦だけでなく漆喰や土も一緒に撤去するため、屋根の上から安全に廃材を下すには、多くの人材が必要で、経験と技術を持つ職人さんによって作業効率スムーズに進めてくれます。大きな屋根のリフォームだと、ダンプトラックを何往復もしなければなりません。搬入路が確保できるかどうかも工事期間や工事代金に大きく左右されます。

【既存瓦撤去後の屋根の様子】
既存の屋根を撤去後に、屋根の基礎や土台、下地の様子をチェック・点検します。

【屋根下地補強】
補強・修理を終えると屋根の下地（ベース）づくりを行います。

【屋根断熱工事断熱材敷設】
屋根断熱は室内環境を大きく改善するリフォームでも注目を集める工事です。夏場の太陽からの日差しで室温が高温になるのを防ぐなど大きな効果があるおすすめリフォームです。断熱材は断熱性、気密性を高める役割を持つので、もちろん寒い冬場にも有効です！

【屋根下地材張り】
屋根の具合、形状、規模等により使用する下地材を選定。

【屋根防水シート敷設】
雨、風、湿気、チリ・ゴミの飛来物から「直接お家を守る」のが屋根材。『防水シート』は、雨水の侵入を防ぎ、雨漏りしないように防ぐために見えない屋根材の裏でがんばる守り神的存在で、雨水の侵入を防ぐ重要な屋根パーツです。

【板金工事】
屋根の板金の役割は様々です。谷板金は雨水を雨樋などに排水するための通路となるので、錆や劣化が大きい所です。棟や壁際の板金も屋根材や外壁材の接合部で使用され、役割・機能もさまざまです。板金部の接合部にはシーリング・コーキング材の接着剤が使用される場所もあり、これらが経年劣化し雨漏りを発生させることもあるので、定期的メンテナンスが必要です。