神戸市垂水区 一軒家。普段見えない屋根上が気になるので一度屋根点検をして欲しいとのご相談を頂きました

兵庫県の皆さんこんにちは、大西瓦です(*^^*)
今日は、神戸市垂水区の一軒家にお住まいのお客様より、普段見えない屋根の状態が気になるため、一度屋根点検を依頼したいというご相談を受けて現場にやって来ました。スレート屋根で劣化や破損を確実に点検したいと思います。では、見て参りましょう。

現場周辺の確認を丁寧に行うことが大切です。まず、交通量や道幅をしっかりと確認し、作業車が安全に停められる場所を確保できるかどうかを判断しましょう。作業車の駐車スペースや通行の妨げにならない場所を確認することで、作業が円滑に進み、安全面でも問題がないように準備を整えることが大切ですね。(^^)
現場周辺確認現場周りの確認

 

 

屋根形状は、切妻で、大屋根には、カラーベストが葺かれていました。
※切妻屋根とは、屋根の両側が三角形に傾斜し、頂点で合わさる形状の屋根です。シンプルで美しいデザインが特徴で、排水性が良く、雨や雪が自然に流れ落ちます。日本の伝統的な住宅や現代の家屋にも多く見られます。(^^♪
屋根上

 

 

修復を行ったている袖側は、以前長屋になっていたらしくて切り離して修繕を行ったみたいです。ただ古いスレートと新しいスレートの取り合いが付き付きでコーキングしているだけなのでコーキングが劣化して切れた時には、雨が漏水するかと思います。
カラーベスト修理

スレート修理

 

アンテナ線も固定は、ケラバ水切りに打ち込むと雨漏りの原因になりますので軒樋の受け金具に取り付けしましょう。

アンテナ線

カラーベスト割れ

経年劣化でカラーベストの割れを発見しました。

【屋根点検結果】
カラーベストの屋根が劣化しており、割れやケラバ水切りにアンテナ線の固定のために釘で打ち込んでいる状況です。また、長屋の切り離し部分についてはカラーベストを補修しているものの、突き合わせ部分をコーキングだけで処理しており、この方法だとコーキングが劣化すると雨漏りの原因になります。したがって、カバー工法を行うことをお勧めします。m(__)m

今日も大西瓦のブログを読んで頂きありがとうございました。(^^ゞ